プロモ・アルテ ギャラリー
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Jefferson Ferrao
ジェファソン・フェハォン展

会 期:2009.4/28(水)〜5/28(木)12:00〜19:00
休廊日:月曜日
会 場:GALERIA-Arts 1F Space B 主催:Promo-Arte
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東京都渋谷区神宮前5-51-3 ガレリア2F
プロモ・アルテ
tel.:03-3400-1995
e-mail: info@promo-arte.com

フェハォンの作品は、絵画においても彫刻的であり、彫刻においても絵画的である。
アクリル絵の具が塗り重ねられ、削りとられ、新聞や雑誌、写真の切れ端といったオブジェがポルトガル語の詩とともに構成される。ブラジルの現代社会がかかえる大衆文化とセレブリティー文化が消耗していく時空間、物、価値観の相違を巧みに表現する多才な美術家である。

Untitled, 2002
Mixed media on paper
70x48 cm

会場風景

会場風景

展示作品一部

会場風景

展示作品一部

会場風景


虚栄心は変化する

ビアンカ・クナーク
ア・アルテ・ド・ヴァーレ新聞キューレーター

時間はあっという間に経過し、将来が生みだす「新しいもの」に対して人々は不安にかられながら、消費文化の中で生活している。商品の持つ象徴的なヒエラルキーは、便利・手軽・使い捨てによって占められ、ますます膨れ上がっていく。この時代に生きる作家フェハォンは、ゴミの中から、残り物中から、くず鉄の中から、視覚的なポエムを探しだす優れた才能を持った作家である。
これらの素材は、作家の作業がなければ、いつまでも仮説に包まれたまま、くず鉄や残り物として世の中に存在し続けてしまう。
フェハォンは、主に商品の製造過程から派生した物、誰かによって使用されユーズドになった物、元々の機能を拒絶され処分された物、ローコストであるために溢れかえる物、そして宇宙全体に偏在する物、つまり、消費社会の「不要品」を使って作品を創造するのである。
すなわち、国民的、大衆的な要素が含まれた素材を、美術作品に創り変えることによって、現代のセレブリティー文化、大衆文化、民族文化とを区別する基準が崩壊していくかもしれない。
使い古された素材によって構成された作品は、物が大衆化されたスピードと、歴史、そして大衆の意識を同時に表現している。
フェハォンの平面作品や彫刻作品を観ると、イデオロギーの抵抗を表しているかのようにみえるが、実はそういった社会的、政治的な要素によるわけではない。それは単に、フェハォンの作品の解釈の一つであって、作品の全てを解読することは難しいのである。
芸術は、人間の虚栄心が生み出し、変化していくものであるが、理解可能なものだと信じる。つまり、時間に制限されることなく、合理性を越えて心で理解するものであるからだ。

主な個展歴
1989 ザ・ネグロ展 ジャン・ジェネット・カトリック大学劇場 (サンパウロ)
1991 コンソラサォン・ギャラリー(サンパウロ)
   サンパウロ州文化会館(サンパウロ)
   第1回スタンダード・プロジェクト モオカ・サンバ・スクール (サンパウロ)
   SESCパウリスタ・ギャラリー(サンパウロ)
1993 サンパウロ州立地理院(サンパウロ)
   カンピーナス現代美術館(カンピーナス)
1994 宗教とカーニバル展(サンパウロ)
1995 ルック・ワード会館(サントアンドレ)
1998 カンピーナス現代美術館(カンピーナス)
   建築大学(タウバテ)
2000 SESCリベイラォンプレト・ギャラリー(リベイラォンプレト)
2003 第32回サロン文協会コンクール (サンパウロ)

主な受賞歴
1989 第1回メトロポリタナ・フィアット賞受賞。
2003 サロン文協会コンクールで大金賞を受賞。

 

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