プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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Cuban contemporary artist
Jose Fors
Jose Fors
Havana, Cuba in 1958

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ホセ・フォルス 作品リスト

 
"Water Tank"2002

  "Fruit Fresco"2002  
 


Flowers in Rose"2002

"Black Fruit"2002 "Equilibrium"2005 "White Vase"2002


■ 略歴

1958 キューバ、ハバナ生まれ。
1960 米国へ移住。
1967 短期間メキシコに居住。
1976 米国マイアミに戻り、3年間ロベルト・マルティネスより解剖学的ドローイングの指導を受ける。
その後メキシコへ移住し現在に至る。
1996 メキシコ国籍を取得。


■「痛みから欲望へ」アルマンド・チョン

ホセ・フォルスの最近の作品には新しく創造性を追及した手法が見られる。常に固定することなく鋭い観察力を持って、ホセははっと驚くような、今まで私たちが慣れ親しんだものとは全く違った作風を見せてくれている。それはすでに近年の作品に要素が含まれていたし、とりわけ二部作・三部作のシリーズで試みていた、具象的なモティーフを中心に描きながら抽象的な表現を組み合わせることによって提唱していた彼の美学的試みによく表れていたと言えよう。 今回の展覧会でホセは自身を再構築し、彼の表現技術と美的感覚の広がりが無限大であることを証明している。緻密な具象表現から離れ、直感的に自由で大胆な線を用い、今までの写実主義的な技術から、原始的な力強さを持ち合わせた素直で直接的な線画・デッサンを試みている。

彼は即興演奏をするミュージシャンのように、生身のモデルを観察しつつ、その肉体から受ける直感をカンバスや紙に描きとめる。以前私たちは人間の身体の最も細部までを描かなければ、という半ば脅迫観念に駆られたかのような、完璧な解剖学者であるかのごときホセの目を通した作品に慣れ親しんでいたものである。

ブニュエルは「芸術家は後に捨てることができるように、最初に技術を覚えなければならない」と言い残している。ホセの近作を描写するのにこれ以上ふさわしい表現はないであろう。以前のコンセプチュアルな認識評価から、今は物事本来の本質に専心することによって、身体は理論的な言葉での表現を超えた独自の表現方法を持つこと、すなわち言葉では言い表せないこと、身体のすべては直観で表すべきものであり、本能的に生を認識し、その機能はまさに自然界の中で生物として生き残るために肉体に備わっているものであることを言わんとしているのである。

今ホセは、肉体は存在と同じくらい不完全なものであるという。しかし肉体の強さはその本性とエロティックな魅力とで抑制できない表現から発散されており、人の視線や意思をきまぐれに酷使する力をも持っているのだ。

私たちは目に見える物を欲する。そして今私たちが目にする彼の最新作には肉体のすべての権限を備えた美しい、それでいて不完全な身体が描かれている。つまり私たちが見慣れていた彼の心理的・存在論的な肖像画ではなく、現在彼がある匿名性を持った肉体を描こうとしていることは単なる思い付きや偶然ではないのである。

ホセ・フォルスの新作に表現されているのは解放であり、自由である。それは一人の人間として、また芸術家として今まで足枷となっていた幻影や恐怖からの解放である。今、彼は抑制から解き放たれた表現方法に出会い、その描線、絵筆のタッチを変え、ますます造形的なスタイルを見出したのである。先入観にとらわれず、情感に富んだ表現をさらに追及しながら…。

ホセは言う、人生は迷宮であり、そこでは肉体は伝達手段でありそれに乗って感覚を介し我々を閉じ込める永遠の虚空間で我々を導く光を探すのである。


■ 最初のメッセージ

ホセ・フォルスの住むグアダラハラは、メキシコの古き良き時代を彷彿とさせる宗教色あふれた街であり、メキシコシティーに次ぐ大きな都市です。街にはオロスコら壁画の巨匠達の作品が数多く点在し、あちらこちらに現代作家によるパブリックアートが配置された「芸術の街」であり、フォルスをはじめとした優れた現代作家達を生んできました。
幼い頃メキシコに移り住んだフォルスは、その後に帰化し、この地を拠点に、活動をメキシコ国内のみならず、米国各地、また、カナダ、アジアにまで広げて活躍しています。
日本初個展となる本展では、「人体表現」のすばらしさと「メキシコの情熱」を味わっていただければと思います。


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■ 主なコレクション

ホセ・グアダルーペ・ポサーダ美術館(アグアスカリエンテス、メキシコ)
The Blantom美術館(テキサス、米国)
サンアントニオ美術館(サンアントニオ、米国)
グアナファト美術館(メキシコ)
Wurt Museum(ドイツ)
グアダラハラ美術大学美術館(メキシコ)
メキシコ美術センター美術館(シカゴ、米国)
大蔵省展示場、旧大司教宮殿(メキシコ)

 

■ 主な受賞歴


1979 「アートオークション1979展」南フロリダWPBT2パブリックテレビ(フロリダ、米国)
1983 「10月サロン展」ハリスコ州政府芸術部/FONAPAS(メキシコ)
1985 国際教育協会Cintas基金(ニューヨーク、米国)
1986 「グラフィック・サロン1986」ハリスコ州芸術&文化フォーラム(グアダラハラ、メキシコ)
1987 「第7回国内若手作家との出会い」アグアスカリエンテス州政府(メキシコ)
1991 「第9回ラテンアメリカ・カリブ版画ビエンナーレ」(サンファン、プエルトリコ)
2000 「第8回Jose Guadalupe Posada国内版画コンクール」(メキシコ)


■ 個展歴


1979 Virginia Millerギャラリー(マイアミ、米国)
1980 Lafayetteホテル(グアダラハラ、メキシコ)
1982 「小心者の我々」グアダラハラ大学ギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1983 「Fosa Comun」Estudio del Artista(グアダラハラ、メキシコ)
1985 「恐れに敬意を表して」Rafael Matosギャラリー(メキシコシティー)
「罪な行い」Magritteギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1986 「ホセ・フォルス」プエブロ美術館(グアナファト、メキシコ)
1987 「Fragmentos y Secuencias」Magritteギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1988 「Retratola」Azulギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1989 「直角の葬儀」Jorge Alvarezギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1990 「フォルス-1990」Arvilギャラリー(メキシコシティー)
1991 「Hijos del Metal」Gallery Raices, Atho Rey(プエルトリコ)
「満月」Jorge Alvarezギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
「版画とモノタイプ」Vincentギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1992 「Colectiva」Jorge Alvarezギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1993 「Testimonios y Consecuencias」RaicesギャラリーAtho Rey(プエルトリコ)
「Bajo Presion」Americas Artギャラリー(ヒューストン、米国)
1994 「地理と宗教」Ravelファインアート(サンアントニオ、米国)
1995 「Fango y Luz」Raicesギャラリー(プエルトリコ)
「新作品展」Sindin ギャラリー(ニューヨーク、米国)
「Landscapes of the skin」Wallerギャラリー(アムステルダム、オランダ)
「地理と宗教」Martin Rathturnギャラリー(サンアントニオ、米国)
1996 「ホセ・フォルス回顧展」Museo de las Artesグアダラハラ大学(グアダラハラ、メキシコ)
1997 「Bajo Presion」在米メキシコ領事館文化協会(サンアントニオ、米国)
1998 「Puntas secas, Aguas fuertes」ホセ・クレメンテ・オロスコ美術館工房(グアダラハラ、メキシコ)
1999 「Estetica del Canibalismo」メキシコ政府大蔵省展示室旧大司教宮殿(メキシコシティー)
「En su tinta y metal」Casa Diego Rivera(グアナファト、メキシコ)
「鉄と紙」レオン市立美術館(レオン、メキシコ)
「ホセ・フォルス en el Cabanas」Cabanas文化協会(グアダラハラ、メキシコ)
2000 「Turning Point」Ravelファインアート(オースチン、米国)
「Obra pictorica de Jose Fors」ギャラリーArte3(レオン、メキシコ)
「Del Surco版画新作品展」Casa Durer(グアダラハラ、メキシコ)
2001 「Flor o Fruto」ギャラリーArte3(レオン、メキシコ)
「ホセ・フォルス 2001」Arte Modernoギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
「Fisonomia del Inconsciente」Drexelギャラリー(モンテレイ、メキシコ)
「Los rios de tinta」ポサーダ美術館(アグアスカリエンテス、メキシコ)
「Los rios de tinta」フランシスコ・ゴイティア美術館(サカテカス、メキシコ) 
2002 「Expectaciones」Atelierギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
「Flor o fruto」Los Zacatecanosギャラリー(サカテカス、メキシコ)
ホセ・フォルス展 《痛みの転化と希望》プロモ・アルテギャラリー(東京)


■ グループ展歴


1980 「Exposicion Inaugural」Atelierギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1981 「ラテンアーティスト」Virginia Millerギャラリー(マイアミ、米国)
1982 「命と死サロン展」市民ギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1983 「Lucia Maya, Ricardo Anguia y Jose Fors」La Pulgaギャラリー
「第1回ドローイングビエンナーレ」Bellas Artesパレス(メキシコシティー)
1984 「Dotty Attie y Jose Fors」Ricardo Barretoギャラリー(ボストン、米国)
1985 「Rigor Mortis」Sloane Racotaギャラリー(メキシコシティー)
1986 「グラフィックアートサロン1986」文化芸術フォーラム(グアダラハラ、メキシコ)
1987 「Encuentro Nacional de Arte Joven」Auditorio Nacional de Mexico(メキシコシティー)
「El Mujerio」ヴァリアギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
1988 「紙作品」Sindinギャラリー(ニューヨーク、米国)
「Hojas de Papel Volando」Intersection of the Arts(サンフランシスコ、米国)
「グアダラハラ6人作展」メキシコ領事館ギャラリー(ニューヨーク、米国)
1989 「カーラ・リペイ/ホセ・フォrス」Manina Centenoギャラリー(マンサニージョ、メキシコ)
1990 「Un Panorama del Arte Mexicano」メキシコ文化協会(ワシントン、米国)
「70年のハリスコ州芸術」Cabanas文化協会(グアダラハラ、メキシコ)
1991 「マルタ・パチェコ/ホセ・フォルス」Florencia Riestraギャラリー(メキシコシティー)
1992 「Artistas Contemporaneos Jaliscienses」Arte Modernoギャラリー(グアダラハラ、メキシコ)
「メキシコリアリズムの道」メキシコ文化協会(サンアントニオ、米国)
1998 Bancomer銀行文化基金(メキシコシティー、モンテレイ)
1999 「Canada Incidences Contemporary Etching from Jalisco」Winnipeg大学(カナダ)
2000 「ハリスコ州の絵画 1950-2000」Cabanas文化協会
「Multiplicity Prints from the permanent collection」メキシコ美術センター美術館(シカゴ、米国)
「De papel」Casa Durer(グアダラハラ、メキシコ)
「ラテン&カリブ現代美術"TODAY"展」三浦美術館(愛媛、日本)
2001 「第10回台湾国際版画、ドローイングビエンナーレ入選作品展2001」台北美術館(台湾)
「大阪トリエンナーレ2001」コンテンポラリーアートスペース大阪(日本)
「ハリスコ州絵画展 1950-2000」大蔵省展示場旧大司教宮殿(メキシコシティー)
「ラテン&カリブ現代美術"TODAY"展」プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー(東京)
「ハリスコ州グラフィック展」グラフィックアート協会(オアハカ、メキシコ)
「絵画グループ展」Casa Vallarta文化センター(グアダラハラ、メキシコ)
2005 「TODAY展」プロモ・アルテギャラリー(東京)
2006

ホセ・フォルス+アナマリオ・エルナンデスプロモ・アルテギャラリー(東京)
現代 アートとインテリア展」プロモ・アルテギャラリー(東京)
フルクトゥス展プロモ・アルテギャラリー(東京)
「 カリブと南米のアート展」〜油彩画・版画〜」プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカの「青」展プロモ・アルテギャラリー(東京)

2008 Promo-arte Gallery Collection 展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2009 キューバの現代作家達プロモ・アルテギャラリー(東京)
2010 Latin American Contemporary Art Exhibitionプロモ・アルテギャラリー(東京)
2011 リビングアート展 ll -ラテンアメリカンの魅力-プロモ・アルテギャラリー(東京)
PROMO-ARTE Gallery コレクション展 ~油彩・版画・彫刻~プロモ・アルテギャラリー(東京)
2012 ラテンアメリカン・コンテンポラリーアート展プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート展 vol.1プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート展 vol.2プロモ・アルテギャラリー(東京)

2014

カリビアン現代アート 展プロモ・アルテギャラリー(東京)
第13 回ラテンアメリカン& カリビアン現代アートTODAY 展 プロモ・アルテギャラリー(東京)
2015 「メキシコ・キューバ 生命の息吹」展プロモ・アルテギャラリー(東京)
「メキシコ・キューバ 生命の息吹」展 Part2プロモ・アルテギャラリー(東京)
「LIVING ART 3 FROM LATIN AMERICA ~キューバ ラテンアメリカンアートの魅力~」展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2016 「 世界が注目するキューバの作家たち展」 プロモ・アルテギャラリー(東京)

 

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