プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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Cuban contemporary artist
Abel Barroso
アベル・バロッソ

Born in Pinar del Ri´o, Cuba, 1971

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アベル・バロッソ作品リスト

それぞれをクリックすると拡大画像をご覧いただけます。



タッチパネル電話
タッチパネル電話
タッチパネル電話
タッチパネル電話
       
タッチパネル電話
木材
タッチパネル電話
木材
タッチパネル電話
木材
国籍計算器
木材
       
二文化体験
木材

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木材
MP3プレーヤー
木材
二文化体験
100×70.5cm, 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
       
カントリーゲーム
100×70.5cm, 2013
紙にアクリル,木材コラージュ

電源式住居
100×70.5cm, 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
ワールドゲーム
100×70.5cm, 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
世界の記憶
100×70.5cm, 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
       
国籍計算器
70.5×100cm 2013
紙にアクリル,木材コラージュ

GPS
70.5×100cm 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
無分別
70.5×100cm 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
リモコン
70.5×100cm 2013
紙にアクリル,木材コラージュ
       





"Pentium II"
ペンティアムーII
woodblock , drawing, 200
3
48x28x11cm

"Mango Inside"
マンゴインサイド
woodblock , drawing, 200
3
45x36x8cm

"Visite Cuba"
キューバにアクセス
woodblock , drawing, 2003
46x36x8cm

"Power Phone(With Bluetooth)"
モバイル
woodblock , drawing, 200
8
20×15×8cm
       


2003年 展覧会風景より


Hombre Tecnológico
最先端技術男
44x178x40cm, 2003
woodblock



ホンダアシモとランデブー


ホンダアシモとランデブー


作家略歴

キューバ国立芸術院在学中に作家としての活動を本格化した。キューバ国内ではハバナビエンナーレのほか、ウィフレド・ラム・センターや視覚芸術発展センターなどの国立機関、海外ではドイツ、カナダ、アメリカなどで個展を開催。グループ展は国内外多数を数える。作品は木版画のポジとネガの関係、さらに版画の平面性と立体性を下部構造的な問題意識としている。キューバの社会や政治、文化の状況といった問題を取り上げることで、社会主義圏キューバ崩壊後のキューバの抱える問題、ある意味では社会主義の問題を作品化していた。昨今は、「第3世界のインターネット」というプロジェクトで、パソコン等による情報化社会、言い換えるならばグローバリゼーションの渦中のキューバの電脳化の問題を、アナログな木版画的な手作業で、世界的視座の中に暗喩的に提示する作品を発表している。ロシア+北朝鮮型社会主義とおよそ異なったキューバ社会主義の独自性をとおしてうかがえる20世紀という時代性、さらには情報社会化する21世紀的な国際性への、穏やかな揶揄が読み取れる。

1971 キューバ、ピナール・デル・リオ生まれ。
1990  ENA(国立造形芸術学校)卒業。
1995  ISA(国立芸術院)卒業。




個展歴

2013 「タッチパネル電話展」プロモ・アルテ ギャラリー(日本)
2012 「アベル・バロッソ展」Michel Soskine Inc. Gallery(スペイン)
2011 「共有都市展」Shen zhen Fine Art Institute (中国)
2010

「実際の壁/仮想の壁展」ボルドーEspace Saint Remi (フランス)
「実際の壁/ 仮想の壁展」Villa Manuela Gallery (キューバ)
「サービスエリア 展」Misionera San Antonio Maria Claret Animation Cultural Center (キューバ)

2008 「Abel Barroso」展プロモ・アルテギャラリー (日本)
2006 「君の島と私の島をどう思いますか?」展 エスパシオギャラリー (スペイン)
「冷戦は終わった、グロバリゼーションの到来だ」展セルバンドギャラリー (キューバ)

2005 「何でも少量」展ピナルデルリオ美術館 (キューバ)
2004 「アベルバロッソ」展Lisa Setteギャラリー (アメリカ)
2003 「最先端技術」展23&12ギャラリー (キューバ) 「第3世界の自動車」展ラカソナギャラリー (キューバ)
「第3世界のインターネットカフェ」展プロモ・アルテギャラリー(日本)
2002 シカゴアートフェア(米国)
「多様な足跡」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
2000 「第3世界のインターネット・カフェ」第7回ハバナ・ビエンナーレ、モロ要塞(ハバナ、キューバ)
「第3世界のインターネット・カフェ」クーツリエー・ギャラリー(ロサンゼルス、米国)
「第3世界のビデオアート」リサ・セッツ・ギャラリー(アリゾナ、米国)
1999 「第3世界のビデオアート」ギャラリー・ハバナ(ハバナ、キューバ)
1997 「ただ夢は失われない」バンフ・アートセンター(カナダ)
「自由の地をめざして」民族文化センター(サン・ディエゴ、米国)
1996 「クーバ、シィ!」ブルク・ギャラリー(ドイツ)
1995 「もう寄贈が実現」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
1994 「制作の継続のために」ウィフレド・ラム・センター(ハバナ、キューバ)
1993 「最後の木目まで」ギャラリー23&12(ハバナ、キューバ)
1992 「アベル・バロッソ版画を展示す」若き創造者の家(ハバナ、キューバ)
「再現可能高度キューバ版画」視覚芸術発展地方センター(ピナール・デル・リオ、キューバ)
1990 「立体版画」ギャラリーE.N.A.P(ハバナ、キューバ)
1987 「プロジェクト芸術草」E.N.A.P庭園(ハバナ、キューバ)





■アベル・バロッソ-木版画的「木製電化製品」の意味するもの
正木基/Motoi Masaki (casa de cuba主宰、美術評論家)


2000年、第7回ハバナ・ビエンナーレの会場を、神奈川大学の加藤薫氏と見て回った。その時、日本に紹介しなければならない作家と意見が一致したのが、アベル・バロッソのカフェインターネット・テルセーロ・ムンド(第3世界のインターネット)であった。やはり、バロッソの同展示を見たカリブ・中南米美術研究者の本間桃世氏も意見を同じくした。そこから、この三者の共同提案に、プロモ・アルテ ギャラリーが関心を示したことで、今回のアベル・バロッソ初個展は実現した。
アベルの作品は、木版画による作品である。簡単に言えば、木版のネガとポジ関係に着目し、そのネガ(版)とポジ(プリント)とを同時に見せる(複数性の肯定)一方、版だけをレリーフの作品として見せる(複数性の否定)という発表を1990年ころから行ってきた。ここで、版画のネガとポジの関係性の提示という問題は、ある意味、美術上の世界共通の主題と言ってもよい。ところが、彼の木版的作品には、北欧ルネッサンスを思い起こさせるモノクロ版画やメキシコのポサダらの骨太な彫りの版画作品を思い起こさせ、西欧的であると同時に、キューバ的かつ中米的というローカル性をも保持している。が、ここで興味深いのは、ある時期からの彼の制作主題に、20世紀に生まれ、20世紀に大半が滅びた社会主義圏という世界的主題が選択され始めた、簡略に言えば、数少ない社会主義国家となったキューバの政治・社会・文化状況を主題に上らせたということである。多少、大げさな物言いをすれば、キューバという主題は、20世紀の最も重要な世界的問題であると同時に、キューバがいまだにかかえる個別的課題である。このように見るならば、昨今、流行の言葉を引き合いに出し、美術的位相と政治社会位相とのふたつにわたるグローバリゼーション的な問題意識を、アベルの作品に指摘することは、あながち見当はずれではないと思う。
このように書くと、アベルの作品が、いかにもいかめしく思われるかもしれない。カフェ・インターネットの作品中から、木版のごとき彫りの本体、そこに手動のハンドルが付され、エチョ・エン・クーバ( キューバ製) と刻印されたパソコンを見てほしい。筆者は、キューバの電気事情や電化製品事情並びにパソコン規制などへの風刺といった問題意識を、そこに読み取るのだが、まず、そのことよりも、アベルのアナログ的(木版画的であり木工芸的)な手つきに、郷愁とも愛着ともつかない親しみを覚えてやまないのだ。そこに、プラスチック製のパソコンの無機性的な表情の相対化への共感があることは疑いない。アベルの木製手動式パソコンには、個別キューバのパソコン事情を超えて、世界のパソコン文化、強いて言えば、パソコンによる世界のグローバリゼーショナイズへの風刺に、共感の念をおさえがたくなるものがある。
今回のアベルの第3世界インターネット・カフェが、このハイテク、ハイブリッドな都市トーキョーで、どのように見えるか、どのように受け止めていただけるか楽しみである。





■キューバから聞こえる「王様は裸!?」の声
本間桃世 Hommma Momoyo (タジェールプレゼンテ主宰、ラテン・カリブ美術研究者)


アベル・バロッソの作品−インスタレーション−“Cafe Internet del Tercer Mundo”(第三世界のインターネットカフェ)を初めて見た(体験した)時の印象は強烈だった。   
第7回ハバナ・ビエンナーレの会場のひとつ、モロ要塞は、その独特な建物のつくりと空間を生かした作品群にうまく活用されていたものの、訪れた人々は外に出たとたん照り付ける太陽のもと、しばらくすると喉の渇きを癒すモノと場所を探し出す、そんな先にちょうど「インターネットカフェ」の案内が目に入るのである。何の先入観もなしに「あ、こんなところにカフェ!何か飲もう」と入るか「キューバでインターネットカフェ?」と感じるかは分かれるところであるが、ともかく入る、そしてそこに待っていたのは絶妙な演出によるバロッソの世界であった。
バロッソのお手製コンピューターやビデオカメラの作品本体は版木で出来ており、「Very Fast」(とっても速い!)だの、「Estamos Conectados」(わたしたち、つながってます!)だのと彫られていて、それらの言葉はそのまま痛烈な風刺に受け取れる。生まれたときからパーソナル・コンピューターと携帯電話で育った世代の求めている人間関係というのは、「いかに手っ取り早く、安く、他者と直接対話をせずに(ネットで)つながっていられるか」につきると思うが、バロッソのコンピューターはその対極にある。
木製ビデオカメラの、本来映し出される動画を見るためのスクリーン部分には、いわゆる「パラパラまんが(幼少時、本のページの片隅に根気よくアニメーション動画の要領で描いたまんが−ページを一定のスピードでめくると描いたものが動いて見える)」が取り付けられている。これらの丹念な手仕事による版画を技法とする立体作品は、どれもユーモアたっぷりに現代社会における病理現象を批判しているのである。
キューバの作家たちに共通するのは作品の物語性であり、特に若い世代は物語の中にメッセージ、それも社会批判がこめられていることが多い。しかし、現代美術の主流である、ともするとヒステリックで見る人に嫌悪感さえ与えるような表現はキューバの場合、あまり見当たらない。
アメリカ合衆国のITバブルが全盛期だった頃、日本は遅ればせながら「IT革命」なる政府の方針を謳い出した。すでに他国に例がある現象をあえて「革命」と名付けるセンスに疑問を抱きながら、それでもメディアに氾濫するカタカナ言葉に対して市民は、「最後のところ理解しているかどうか自信のない自分」をだましだましパソコン・システムをいじくりまわす習慣が出来てしまった。個人的には一般家庭に普及する家電製品として、パソコンほど不完全なまま消費されているものは他にないと思う。もちろん、一度使い始めてしまえば、大多数の人が手放せなくなる道具であることも確かである。しかし、勇気を出して問うてみたい。本等にパソコンの普及によって私たちの生活は便利になっただろうか?必要以上に忙しくなっただけではないのだろうか?私たちは何か画期的に新しいものを生み出しているのか?
木版の技法を巧みに用い、3次元の空間を版と紙で構成し、キューバの現状を主題に先進国の文明をサラリと批判してしまうバロッソのインターネット・カフェ。あえてネットのつながらないカフェで私たちがこぼす微笑みは、バロッソの作品に対する賞賛と、自身に対する「王様は裸かもしれない」という照れ隠しとでなんとも複雑なものなのである。





■インターネットではスローなサルサにしておくれ
加藤薫/Kaoru Kato (神奈川大学教授)


アベル・バロッソは1971年生まれというから、まだ30歳代になったばかりだ。ENA(国立造形美術学校)からISA(高等芸術院)へと順調に英才教育を受け、1992年からキューバの現代美術シーンに躍り出た美術作家である。そんなバロッソ本人と直接会ったのはこの「第三世界のインターネット・カフェ」会場が初めてであった。
眼鏡のせいか、顔立ちはちょっとウディ・アレン似で、しなやかな感性と作家人生への意欲をきゃしゃな身体と笑顔に包み込んでいた。私たちは1時間は話し込んだろうか。バロッソと別れた後、正木氏と私の出した結論は、異なる思考の回路を経たものであるにもかかわらず同じものであった。バロッソの作品を日本で是非紹介したい、と.... そして今、本邦初のバロッソ展が実現したわけだ。
キューバは長年、国際社会から孤立した環境で生きざるをえなかった。社会インフラの未整備の故に、多くの第三世界諸国と同じくグローバルな情報化社会の動きからは遅れ、キューバ人の間では、この21世紀になっても最後まで白黒テレビを見ているのは我々だけだ、という自嘲めいた言葉も囁かれる。官公庁にはコンピューターも順次導入されているが、一般市民が自由にパソコンからインターネットを通じて世界と瞬時にコミュニケーションをとるなどまだ先の話しだ。
バロッソが木を主素材に組み立てるテレビやパソコン、プリンターなどはどれもこんなキューバ国内の社会環境へのアイロニーである半面、これが重要なのだが、まだその全貌や実態を知らないインターネット社会への夢、半ばブラックボックス化しているハードやソフトの機能を想像力で創りあげている。よくコンピューターが漢字文化の国で発明されたら全く異なるアーキテクチュアになっただろうと言われるが、同じようにもしインターネット社会がキューバから立ち上がり、第三世界から普及したらどんな地球社会になっていただろうか、という世界の在り様への問いかけがある。
一方、グローバルにインターネットで繋がった情報化社会の実態が、実はアメリカ合衆国に代表される一部の国々の価値観の反映であることに気付いていない我々への警笛でもある。ディスプレイの映像の背景にはさぶりみなるれべるの識闘を刺激する大量消費商品の表象が隠されていることや、白い砂浜で笑みを浮かべる水着姿の美女が、第三世界を観光的に消費しようという、醜く危険な欲望の自画像であることを指摘している。
バロッソの「第三世界のインターネット・カフェ」は先進諸国と第三世界双方の実態の歪みを指摘し、双方に発信する拠所である。この意味で、徒にグローバルと反グローバルの対立を煽る、あるいはそのどちらかの立場に過剰に荷担するようなタイプの現代美術作品とは異質である。。日本でも最近は未来を見据えてのスローライフやローテク製品の見直しが提唱されているが、バロッソが木で作品化したパソコンや携帯電話にも、この動きと通底する要素を観客は発見するのではないだろうか。最先端のデジタル情報装置ともっとも素朴な人間の夢表象の出会いは妙に面白い。バロッソの作品を音楽に例えれば「スローなサルサ」という所だろう。




アベル・バロッソ2014年新作品 公開映像

グループ展歴


2016 ラテンアメリカン現代アート常設展プロモ・アルテギャラリー(東京)
第15回ラテンアメリカ・カリビアン現代アートTODAY展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2015 「プロモ・アルテギャラリーコレクション展 2015」プロモ・アルテギャラリー(日本)
EXHIBITION OF LATIN AMERICAN ARTISTS~ラテンアメリカ若手作家展~プロモ・アルテギャラリー(東京)
第14回ラテンアメリカ・カリビアン現代アートTODAY展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2014 「イベロアメリカン彫刻展」 プロモ・アルテギャラリー(日本)
「ボーダレスのキューバンアート展 vol.1」 プロモ・アルテギャラリー(日本)
「ボーダーレスのキューバン・アート展 vol.2」プロモ・アルテギャラリー(日本)
2013 「キューバ現代美術作家展 」プロモ・アルテギャラリー(日本)
2012

「ラテンアメリカンアート展 vol.2」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「ラテンアメリカンアート展 vol.1」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「ハバナのアーティスト展 "Artists from HAVANA"」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「第12回 ラテンアメリカン & カリビアン現代アート"Today"展 PART2」 プロモ・アルテギャラリー(日本)
「第12回 ラテンアメリカン & カリビアン現代アート"Today"展 PART1】プロモ・アルテギャラリー(日本)

「 ブルッセル国際アートフェアー」Madrid Michel Soskine Inc. Gallery(ベルギー)
「 キューバ革命後第二世代の作家達「夢想と予感」展」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「 マドリッド国際現代アートフェアー」 Madrid Michel Soskine Inc. Gallery(スペイン)
「Art Wynwood展Art Wynwood国際現代アートフェアー」 マイアミ・パンアメリカンアートプロジェクトギャラリー(アメリカ)
「Art Wynwood展Art Wynwood国際現代アートフェアー」 ベネズエラ・フアンルイスギャラリー(アメリカ)
「熱帯地域の間で 46 05’: キューバ/ブラジル展」Caixa Cultural Rio de Janeiro(ブラジル)

2011 「 UNEAC50周年記念 50 en los 50展」ラスアカシアスギャラリー(キューバ)
「 マイアミ国際アートフェアー”マイアミアート”」パンアメリカンアートプロジェクトギャラリー(アメリカ)
「 マイアミ国際アートフェアー”マイアミアート”」ベネズエラ・フアン・ルイス・ギャラリー(アメリカ)
「 拡大中のカリブ展」Recontre Fonds Saint-Jacques文化センター(マルティニーク島)
「 キューバンプロジェクト展」オハヨ州現代アート美術館 (MOCA)(アメリカ)
「 PINTA現代アートフェアーNY」ロンドンパンアメリカンアートプロジェクトギャラリー(アメリカ)
「 Living in Havana展」Marlborough Gallery, N.Y.(アメリカ)
「 読み方を覚えました展」ラテンアメリカ美術のイメージとテキスト、 ウィフレドラム現代美術センター、Biblioteca Ruben Martinez(キューバ)
「"Emerging Cuban Young Artists exhibition"
キューバ若手現代作家展」プロモ・アルテギャラリー(日本)

「 Cuban Gold: Viva la reproduccion展」ロンドンプリンツスタジオ(イギリス)
「3大陸作品と他 展」 ウィフレドラム現代美術センター(キューバ)
「リビングアート展 ll -ラテンアメリカンの魅力-」プロモ・アルテギャラリー(日本)
2010 「現代美術の収集展」The FUND at ASU Art Museam,アリゾナ州立大学美術館(アメリカ)
「キューバのポートレート展」ウィフレドラム現代美術センター(キューバ)
「キューバアバンギャルド北京2010」Xin Dong Cheng Space for Contemporary Art(中国)
「 Ferber Collection キューバ現代美術キューバアバンギャルド展」Katonah Museum of Art, N.Y.(アメリカ)
「El azar concurrente展」キューバ美術パビリオン、第1回ポルトガルビエンナーレ(ポルトガル)
「コレクション展」Katonah Museum of Art N.Y.(アメリカ)
「 Ferber Collection キューバ現代美術キューバアバンギャルド展」マイアミ大学Lowe Art Museum(アメリカ)
「Pieza Unica展」Delegacion del Principado de Asturias(スペイン)
「相補極性:キューバからの新作品展」Tulane大学ニューオリンズ美術館(アメリカ)
「Latin American Contemporary Art Exhibition 」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「プロモアルテ常設展 -Latin American Art Permanent Extibition-v」 プロモ・アルテギャラリー(日本)
2009 「10th Latinamerican Contemporary Art "TODAY"
「ラテンアメリカンアート”TODAY”2010 」展」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「キューバの現代作家達 」 プロモ・アルテギャラリー(日本)
「Antecomienzo」ハバナ工房(キューバ)
「Confluencias IIキューバ現代美術インサイド」ニューメキシコ国立ヒスパニック文化センターアートミュシアム(NHCC)(アメリカ)
「Making Connections: キューバ現代版画家達」シカゴLaconiaギャラリー(アメリカ)
「第10回ハバナビエンナーレ」サンカルロス・デ・ラ・カバーニャ(キューバ)
「キューバ現代美術展 第10回ハバナビエンナーレ」 PABEXPO(キューバ)
「Glamour de Occidente展 第10回ハバナビエンナーレ」Casa de Mexico(キューバ)
「Glamour de Occidente展」Recontre Fonds Saint-Jacques文化センター(マルティニーク島)
ロスアンゼルス国際アートフェアー」Couturier Gallery(アメリカ)
2008 「Promo-arte Gallery Collection 展」プロモ・アルテギャラリー(日本)
「第1回コレクション」展トロントAd Hoc Cuban Art (カナダ)
「カリビアンアート」展 Muse´e d´Aquitaine (フランス)
「僕の島は町である」展ミラノBovisaビエンナーレ (イタリア)
「芸術一色キューバ人作家14人」展マドリッドカーサデアメリカ (スペイン)
2007 「Haming Devices」タンパサウスフロリダ大学美術館 (アメリカ)
「鏡にうつる今日のキューバンアート」展Allegroギャラリー (パナマ)
「Huella Multiple」展 「第2回グラフィック作品イベロアメリカンビエンナーレ」 (スペイン)
「Farber Collectionキューバアヴァンギャルド+キューバ現代アート」展 Samuel P. Harn美術館 (アメリカ)
「取扱説明書」展マドリッドカーサデアメリカ (スペイン) 「取扱説明書」展グランパレデュパリ (フランス)
「取扱説明書」展ミラノBovisaトリエンナーレ (イタリア)
2006 「芸術は金なり/金は芸術なり」展 The Mary Brogan科学と芸術館 (アメリカ)
「エスタンパフェアー」Palacio de Cristal Casa de Campo (スペイン)
「La Huella Multiple」San Francisco de Asis(キューバ)
2005 「BARUCH COLLEGE」シドニーMishkinギャラリー
2004 「遠近法」展106ギャラリー (アメリカ)「技術と未来」展BROGAN芸術と科学館 (アメリカ)
「サンフアン版画トリエンナーレ」展 (プエルトリコ)
「国際領海での漁業」展The Blanton Museum of Art Austin (アメリカ)
全国版画との出会い「dando y dando」展Ruben Mtnez Villena図書館 (キューバ)
「夢をみるのはタダ」展Servandoギャラリー (キューバ)
「キューバンアートの新しい道」展国立美術ギャラリー (マレーシア)
「多彩な足跡/Huellas Multiples en el Arte Cubano」展プロモ・アルテギャラリー (日本)
「マドリッド国際現代美術際ARCO-2004」展PARQUE FERIAL JUAN CARLOS I (スペイン)
「Gadgets & Gizmos」展 ASU美術館ネルソンファインアートセンター (アメリカ)
第6回ハバナビエンナーレ「笑みをつくる方法論」展芸術/ヴィジュアルアート促進センター (キューバ)
「Figuras e Mitos na Gravura Contemporanea」展 (ブラジル)
Abel Barroso Arencibia “La ciudad en su laberinto”
2001 「バリアの破壊:アメリカキューバ人とキューバ人の作品」メリー・ブロガン芸術と学問美術館(フロリダ、米国)
「ピナール・デル・リオの100年の芸術」ピナール・デル・リオ美術館(キューバ)
「熱情的なキューバ人」アルバリー大学アートギャラリー(ニューヨーク、米国)
「新しいキューバの芸術」 Elb Art NN.フェア(ドイツ)
「歴史的背景にそった版画」ハバナ大学文学と芸術学部(キューバ)
「多様な足跡」フラットベッド・ギャラリー(テキサス、米国)
2000 「キューバの1990年代芸術」芸術とデザイン県立センター(キューバ)
1999 「多様な足跡第2版」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
「紙の向こうのキューバ美術」コンデ・デュケ文化センター(スペイン)
「キューバからの現代美術=ユートピアの島の風刺と生き残り」オースティン美術館(米国)
「多様な足跡」視覚芸術発展センター(キューバ)
「紙をこえたキューバンアート」コンデ・デュケ文化センター(マドリッド、スペイン)
「キューバ現代美術:ユートピア島の皮肉と生き残り」オースティン美術館(米国)
1997 「印刷された像・彫られた版」ブランディーワイン・ワークショップ(フィラデルフィア、米国)、 視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
「キューバからの現代美術:ユートピアの島の風刺と生き残り」(ASU美術館、米国)
「カリブの島民:追放、分裂、天国」MEIACバダホス(スペイン)
「1990年代キューバ美術」ホール・ウォールズ・コンテンポラリー・アート・センター(バッファロ、ニューヨーク)、 民族文化センター(サン・ディエゴ)、ブロンクス・カウンシル芸術部門アートプロジェクト(ニューヨーク)、ベッティー・ライナー・ギャラリー、シカゴ・アート・スクール(シカゴ)(米国巡回)
1997 「終わりなき芸術」ウィフレド・ラム・センター(ハバナ、キューバ)
「ニュー・アート・フロム・キューバ ユートピアの領土」モリス・アンド・ヘレン・ベルキン・アートギャラリー、チャールズ・H・スコット・ギャラリー(カナダ)
「第1回版画サロン」ギャラリー・ロス・オフィシオス(ハバナ、キューバ)
「ソーナ・ベダード」ベダード13&8(ハバナ、キューバ)
「実質的なイメージ」第6回ハバナビエンナーレ、キューバ・パビリオン(ハバナ、キューバ)
1996 「Kunst und Breining」 Sta dt Stolberg Kultur(ドイツ)
「生身に」オルメド文化教室展示会議室(スペイン)
「生まれ故郷より」テカリ・デ・エレラ現代アートパビリオン、ラス・アメリカス人類基金(プエブラ)、トラスカラ州政府(トラスカラ)(メキシコ巡回)
「多様な足跡・境界を越えて」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
「イチゴでもなく、チョコでもなく」センクレム(ハバナ、キューバ)
1995 「階層別」ルトヴィッヒ財団キューバ&センクレム(ハバナ、キューバ)
「最新キューバの美術家たち」メキシコのキューバ文化行事、カサ・デル・ラゴ(メキシコ)
「すべての水が悪い環境」スティフィング・シュライネル・バド・ステーベン・グラフィック美術館(ドイツ)
「メイド・イン・キューバ」リカルド・パルマ文化センター&コリエンテ・アルテルナ美術学校(ペルー)
「芸術の役割」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
「第1回キューバ現代美術サロン」国立美術館(ハバナ、キューバ)
「第6回版画展」(クリチバ、ブラジル)
「青年版画賞展」カサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)
「第11回版画展」(クリチバ、ブラジル)
1994 「第5回ハバナビエンナーレ」民芸工芸館(ハバナ、キューバ)
「青いグアバは価値がない」ISA(ハバナ、キューバ)
「カリビアン・アート・Today」カッセル・ドキュメント・ホール(ドイツ)
「複数の手段」キューバ文化財産基金(ハバナ、キューバ)
「第5回ハバナビエンナーレ招聘12キューバ作家」ウィフレド・ラム・センター(ハバナ、キューバ)
「国際現代版画フェア」ヴェラスケス宮殿(スペイン)
「慣習破壊」UNEAC(ハバナ、キューバ)
「版画復権」ギャラリー・ラ・アカシア(ハバナ、キューバ)
1993 「聖堂の隠喩」視覚芸術発展センター(ハバナ、キューバ)
「第5回版画ビエンナーレ」(サンファン、プエルトリコ)
「第1回マーストリヒト版画ビエンナーレ」(オランダ)
「青年版画賞」カサ・デ・ラス・アメリカス(ハバナ、キューバ)
「創造的グラフィック93」第7回国際版画トリエンナーレ、アルバー・アルト美術館(フィンランド)
1992 第6回プレミアドス・サロン」国立美術館(ハバナ、キューバ)
「キューバ現代版画」植民地博物館(ハバナ、キューバ)
「若き版画家たち」造形芸術&デザイン地方センター(ハバナ、キューバ)
「ボールの交換」ガレリア・ハバナ(ハバナ、キューバ)
「キューバの20作家」クヨ・メンドサ国立大学アートセンター(アルゼンチン)
1991 「もしティムが持っているなら、ティムがふさわしい」ISA(ハバナ、キューバ) 
「ミス・エクスポ」ISA(ハバナ、キューバ)




■毎日新聞(夕刊)/2003年4月18日(金)/三田晴夫氏
木製機器で電脳文明を風刺

パソコンは、いまや電脳化社会の必需品である。ことに店内にパソコンを備えたインターネットカフェは、世界ともネットワーク作りにいそしむ若者たちのたまり場となっているほどだ。しかし、キューバの美術家アベル・バロッソの作り出した「第3世界のインターネットカフェ」に、同じような現実を期待してはならない。なぜなら、そこにあるのは木製のパソコンや携帯電話ばかりなのだから。 バロッソはずっと木版画を手がけてきた人らしく、彫った版木を木クギで継ぎ合わせるなどして、電脳機器の姿形をそっくり模している。たとえばパソコンには、キューバ特産のマンゴの実があしらわれているが、その形態が有名な米国コンピューター企業のマークを連想させるのが面白い。丹念に彫り込まれたキーボードは押しても作動せず、画面の連続画像は木製のハンドルを手回しして動かすという仕掛けだ。 携帯電話でも、手回しのハンドルで動かすのは同じだが、こちらはアーミーナイフ兼用で作られ、さまざまの刃先が収納される凝った仕組みとなっている。この他にも木製のCDを内蔵したヘッドホンステレオ、作者が実際に着用した木製ロボットなどが会場に展示されていて、それぞれから工作にも通じる素朴な手作り感や、濃厚なカリブの情感をたっぷり味わうことができる。 なるほど、まだまだ貧しいキューバの市民にとって、インターネットはほとんど非現実の出来事にも等しい。こうして木で模造してみるほかには、電脳化社会を疑似体験できないというもどかしさが、バロッソの作品に一抹の悲壮感をにじませているともいえよう。しかし、工作的な手作りへのこだわりから、おのずと染み出してくるのは、むしろ泰然自若の感さえ与える表現のどっしりとした構えの大きさではなかろうか。 それは野太いユーモアや風刺を交えながら、電脳化社会の無機質さを鮮やかに相対化してみせているようである。素朴に徹したバロッソの作品を前にすると、瞬時に欲しい情報や画像を得ようという速さに基づく価値観は、何とあざとく無力に映ることだろう。初の来日展。1971年生まれ。 22日まで、東京・神宮前5の51の3、プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー(03・3400・1995)



■読売新聞(夕刊)/2003年4月17日(木)/菅原教夫氏

葉巻、ラム酒、カストロの社会主義・・・キューバというと、イメージするのはこんなところ。しかし、美術界には熱心なキューバ現代美術の愛好家たちがいて、その人たちがぜひ日本に紹介したい作家がいると実現したのが本展である。  会場に入ると、どことなく和んだ空気を感じるのは、木版画のせいだろう。木版画はかの国の伝統的な美術だそうだが、壁作品を眺めると、版木がそのまま作品に用いられているのが興味深い。パソコン、眼鏡、葉巻入れ、携帯電話、ロボット・・・。いずれも文字や風物を彫り込んだ版木を組み立てて作った作品は、デザインが一風変わっているうえ、手動ハンドルが付いていて、回してみるとプリントされた紙の画面が少しずつ動いたりする。  また、携帯電話にはハサミや缶切りなどがセットされていて、機能が一層広がった。と言いつつ、しかし待てよと思い直すのは、その組み合わせがどことなくユーモラスだからに違いない。  「第三世界のインターネットカフェ」とタイトルにうたうように、ここにあるのはローテクの世界だ。キューバではパソコンがまだ一般に普及していない。その意味ではハイテク文明に乗り遅れたが、しかし、バロッソの作品を見ると、いたずらに焦ることなく、電子機器が推進するグローバル社会の正負両面を押さえながら、自国社会のスローな時間を楽しむ風情が伝わってくる。  そう言えば会場中央に食卓を設け、皿置きのシートに自作の木版画をあしらった様子には、先端的な美術が失った、生活の中にある美術の喜びも感じられる。  一番の大作はロボット。ロボットもまた未来社会を彩るはずのものだが、本作では、作者自身が中に入って動かすというのがやはりローテク。「第三世界のインターネットカフェ」は、木の温かみと素朴味あふれる癒し系の場所だった。  1971年生まれ。  22日まで、東京・渋谷区神宮前5の51の3、プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー(03・3400・1995)。


■朝日新聞(朝刊)/2003年5月1日(木)/大西若人氏
アベルバロッソ"インターネットカフェ展”2003年の朝日新聞の美術年鑑ベスト3選出

abel2003



ホンダのハイテク二足歩行ロボット「アシモ」とキューバで生まれたローテク木製ロボットが、ご対面--。でもなぜか、木製の方はギシギシとすり足で動きがぎこちない。実は、美術家アベル・バロッソさん(31)の作品で、中には作者自身が入っていた。「着ぐるみ」ならぬ「木ぐるみ」だったのです。  東京・青山のホンダのショールーム。トイレで「着替え」た01年製ロボット、その名も「最先端人間」がきしみつつ現れる。歩幅を広げすぎたのか、木製の部品がはずれた。その場で修理をして、やっとアシモが待つステージに。なめらかに歩みよるアシモが英語で話しかけると、最先端人間も少し手を上げる。あとはアシモが見守るばかりで、両者のギャップが笑いを誘う。最後は互いに手を振りあった。  「アシモは洗練されていますね。」バロッソさんが本物のロボットを見たのは実は初めて。「つまり、最先端人間は全くのオリジナルなんです」  バロッソさんは、木版画の版木を使い、パソコンなどを模した立体を作ってきた。今回の出会いも、東京で個展を開いたのを機に企画された。  「キューバではパソコンはとても高価。だからあり得ないような最先端の表現を、と作ってきたんです。そんなアイロニーもはらんでいる。  体の表面は版木。印刷すれば同形の紙のロボットが生産されるしくみだ。版木の絵は最先端人間ができることづくしになっている。「銀行の機能もあるし、車も運転できる。本当のロボットにも、そこまでは絶対出来ないだろう、という、これも皮肉なんです」  最先端人間は15カ国語が分かるとか。「うーん、まだサウンドシステム がないんだ。次回作には可能性があるけどね」

■Art&Antiques-For Collection of the Fine and Decorative Arts/
 December 2008
 Caribbean Cri de Coeur By: Edward M. Gomez

Abel Barroso, an artist in his late 30s, avoids overtly political subject matter but addresses the politics of globalization with humor in his handcrafted wooden sculptures. They are big, Flintstones-like copies of mobile phones, Blackberry devices and laptop computers. Many feature primitive cranks a viewer may turn by hand, allowing illustrated paper rolls to fill the screens of these goofy gizmos with images. "In Cuba, we don’t produce high-technology products," Barroso observes. "We’re completely low-tech and dependent on technology imported from abroad. We don’t take part in the gadget fads of consumer societies because we can’t." Surprisingly or perhaps, not so surprisingly Barroso’s work has found an avid public following in one of the most high-tech of countries, Japan. A representative of Promoarte Latin-American Art Gallery in Tokyo discovered his creations several years ago at the Havana Biennial and offered him a solo show; Barroso just presented his second show at the Japanese gallery last month.

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