プロモ・アルテ ギャラリー
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Bolivian contemporary artist
ロベルト・ママニ・ママニ

Mamani Mamani was born in the city of Cochabanba, Bolivia, in 1962.
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ロベルト・ママニ・ママニ 作品リスト  2 >>
それぞれをクリックすると拡大画像をご覧いただけます。








#1 "Jacha Fuji (Grandioso Fuji)"
偉大な山「富士」
oilpastel on paper ,2006
35x25cm
sold
#2 "Madre del Arco Iris "
虹の母
oilpastel on paper ,2006
50x70cm
sale
#3 "Luchando al Viento"
風との格闘
oilpastel on paper ,2006
50x70cm
sale
#4 "Volcan de Olas"
波の噴火
oilpastel on paper ,2006
25x70cm
sale
       










#5 "Flor Sol"
太陽の花
oilpastel on paper ,2006
70x50cm
sale
#6 "Aves de los Andes"
アンデスの鳥
oilpastel on paper ,2006
50x70cm
sale
#7 "Ave del Paraiso"
楽園の鳥
oilpastel on paper ,2006
70x50cm
sale
#8 "Achachila Fuji"
聖なる山「富士」
oilpastel on paper ,2006
25x70cm
sale
       








#9 "Pelea por la Vida"
生命の戦い
oilpastel on paper ,2006
50x70cm
sale
#10 "Olas de Kawaguchi"
河口湖の波
oilpastel on paper ,2006
35x25cm
sale
#11 "Ancestro de Luna"
月の祖先
oilpastel on paper ,2006
25x35cm
sale
#12 "Lago Sagrado"
神聖な湖
oilpastel on paper ,2006
25x70cm
sale
       










#13 "Pequeno Sol de los Andes"
アンデスの小さい太陽
oilpastel on paper ,2006
25x35cm
sale
#14 "Jiska Fuji"
小さな山「富士」
oilpastel on paper ,2006
25x35cm
sale
#15 "Luz de Primavera"
春の光
oilpastel on paper ,2006
20x25cm
sale
#16 "Nostalgia de los Andes"
アンデスを懐かしむ
oilpastel on paper ,2006
25x70cm
sale


加藤 薫(中南米・カリブ圏美術研究者・神奈川大学教授)

南米の内陸国ボリビアは、現在一万三千人以上の日系人が活躍し、日本からの積極的な技術協力で良好な関係を維持している国である。チチカカ湖の景観やティワナク遺跡、ウユニ塩湖やオルーロのカルナバルなど観光資源も豊富だ。
しかし、この国の美術事情となると皆目わからないと言うのも実情だろう。2005年開催の愛・地球博への出展を機会に、ボリビア現代美術の人気美術作家ママニ・ママニが来日し、首都東京でも個展が開催するという。もちろんママニ一人の作品がボリビア現代美術全体を代表するものではないが、ママニの作品を通じてボリビアの現代美術状況を嗅ぎとることは可能だし、それが五千年以上に及ぶ先住民時代からの歴史に支えられたものであることが理解できるだろう。
画家ママニ・ママニは1962年コチャバンバ生まれ。現在は首都ラ・パスに住むが、人口の約55%を占めるインデイへナ(先住民の末裔)へのアイデンティティーを強く意識した作風で知られる。簡潔な具象イメージの表象はナイーブ画的とも言えるが、アンデス山地の清涼であざやか、かつ多彩な自然の色とその変化を反映した複雑かつ変化に富む多層な色面で構成されており、よくメキシコのルフィノ・タマヨに比せられる。
ボリビア固有の自然環境と歴史体験の中で育まれてきた民族の記憶を分かりやすい普遍的な記号に還元し、整理された統一感ある構図に配置するが、色彩は多重化した大地の波動のリズムに委ねている。キリスト教の天使(外来のスペイン植民地時代の遺産)などを描く場合もあくまで土着の記憶と整合性のある文化伝統のマニフェストに仕上げている。しかし、インカ文明以前から現代にまで継承されてきている神話や伝承、幻視の神秘体験や奇跡・逸話などのフォークロアに傾倒する美術作家の作品とは一線を画す。
ボリビアにはグローバル化する国際的美術市場に対応した形でのコンテンポラリー・アートも存在する。だが真に創造的な個性とは、DNAに刻まれた過去の記憶と無縁ではありえない。ママニ・ママニの作品は20世紀のメインストリーム現代美術からの逸脱ではあるが、今になるとその呪縛からいち早く解放された系譜の作品と言える。


主な個展(抜粋)
2015 ロベルト・ママニ・ママニ展プロモ・アルテギャラリー(東京
2008 ロベルト・ママニ・ママニ展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2006 JETRO(日本貿易振興機構)主催「偉大な富士-アンデスからのエネルギーを感じて」展(ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ)
ママニ・ママニ展 “ハチャフジ” アンデス、母なる大地の源(PROMO-ARTE)
2005 愛・地球博 (愛知)
「アンデス、母なる大地の色と精神」展プロモアルテ・ギャラリー(東京)
2004 米州開発銀行  (ワシントン、米国)
タンボ・キルキンチャ美術館 (ラ・パス、ボリヴィア)
2003 ドイツ・アメリカソサエティ (フランクフルト、ドイツ)
2002 ユネスコサロン - 「パリにて、ボリビアの15日間」 (パリ、フランス)
第2回現代ラテンアメリカアート・ビエンナーレー コーネル美術歴史博物館 (フロリダ、米国)
ドンプレイン・ギャラリー (ユトリヒト、オランダ)
2001 セルバンテス文化センター (ロンドン、英国)
現代美術館「プラザ」展 (ラ・パス、ボリヴィア)
2000 ハノーファー博覧会 ボリビア・パビリオン ラテンアメリカンホール2000 (ハンノーバー、ドイツ)
キースギャラリー (ミュンヘン、ドイツ)
1995 アメリカンインディアン国立美術館、(ニューヨーク 、米国)

主なグループ展

2015 第14回ラテンアメリカ・カリビアン現代アートTODAY展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2014 第13 回ラテンアメリカン& カリビアン現代アートTODAY 展 プロモ・アルテギャラリー(東京)
2012 ラテンアメリカンアート展 vol.1プロモ・アルテギャラリー(東京)
ラテンアメリカンアート展 vol.2プロモ・アルテギャラリー(東京)
2011 リビングアート展 ll -ラテンアメリカンの魅力-プロモ・アルテギャラリー(東京)
2010 Latin American Contemporary Art Exhibitionプロモ・アルテギャラリー(東京)
2009 「ラテンアメリカンアート”TODAY”2010 」展プロモ・アルテギャラリー(東京)
2006 「 カリブと南米のアート展」〜油彩画・版画〜」プロモ・アルテギャラリー(東京)









「“ハチャフジ” アンデス、母なる大地の源」展

展覧会に来られた多くの日本人のお客様から、タイトルにある“ハチャフジ”の意味を聞かれました。彼らにとって富士山とは聖なるものの代表的なイメージではないでしょうか。ママニにはこう説明します。「“山”というテーマは日本とアンデス二つの文化を繋ぐ役目を果たしています。山は私たちボリビア人にとっても神聖な存在であり、“神”でもあります。さらに、この二つの文化には他にも非常に多くの類似点があります。」
JETRO主催「ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ展」に招待され、ママニは東京を訪問。当ギャラリーでも37作品を展示しました。
 
ママニ・ママニは1962年、ボリビアのコチャバンバで生まれる。
今回の展覧会は日本で3回目となりますが、第1回目は愛・地球博2005で作品を展示し、海外のメディアの多くから注目されました。


ママニ・ママニはインターナショナル・プレス(日本在住のスペイン語圏出身者向け新聞社)に特集されました。



愛・地球博2005の展示スペースにて。ママニ・ママニの作品は、内外問わず多くの来訪者達の注目を集めた。


ママニ・ママニによるワークショップのワンシーン(愛・地球博にて)


アイマラ族を誇りに思うママニは、アイマラのアートを象徴する色づかい、精神性を生き生きと描いている。
しかし我々の目を惹く「形」は自然界に存在するものばかりだ。彼の作品は現代アートであるが、彼のDNAに深く刻まれた先住民の記憶を今もなお語り継いでいる。

ボリビアの伝統的な帽子をかぶりながら、初の日本での展覧会にて。
前ボリビア駐日大使Joaquin Dabdoubと一緒に。

 

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