プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526
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Colombian contemporary artist
Gustavo Velez
グスタヴォ・ヴェレス

Born in Colombia,

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Eduardo Roca Salazar (Choco)
 

グスタヴォ・ヴェレス 2009年 新作






"PRIMAVERA"
"春"
bronze 2009
"GRAN EMERGIDA"
"創発的出現"
bronze 2009
"RITMO"
"リズム"
Carrara’s Pink Marble 2009

彫刻家グウタヴォ・ヴェレス

イタリア産の白や黒の大理石素材で制作した静寂感が漂う作品”Enlace"や"Transfondo"、そしてエレガントなラインが印象的なブロンズ作品の"Emergido"、また、燃える黄金の炎のようなブロンズ作品”Creciente"、それらの作品に出会ったのは2005年、プロモ・アルテギャラリーが「ピエトラサンタでの出会い展」と題して企画展を開催したときでした。グスタヴォヴェレス氏と湯川隆氏、両名ともイタリアのピエトラサンタで彫刻を学んでおり、彼らの作品は異なる形態と素材で造形しているものの、清浄感、静寂感、静穏さを両名の作品から感じ取れたのがきっかけで2人展を実現しました。ヴェレス氏の日本で始めての展示会でした。優雅さや気品さが漂うフォルム、静穏さをもって瞑想しているかのように連想させられる人体像、二人の作品群は、この「ピエトラサンタでの出会い展」を機に、その後コロンビアのトリマ県立美術館やボゴタと日本のアートギャラリー等で、第2回/第3回/第4回「ピエトラサンタでの出会い展」を展開している。

ヴェレス氏は、この度のプロモ・アルテでの初個展が5回目の来日になります。その間、日本では神奈川市民ギャラリー、いわき市と宇都宮のギャラリー、汐留アートフェスティヴァル等のグループ展に出展。一方では、ボゴタの第10回国際アートフェアーARTBO'08やマイアミ国際アートフェアー、上海国際アートフェアー、韓国国際アートフェアーそして、この8月には韓国のアーティストインレジデンスに招かれており作品制作を行っている。2005年のプロモ・アルテでの「ピエトラサンタでの出会い展」を機に、飛躍的に活動を拡大していることは私どもの大きな喜びでございます。

これからも、ヴェレス氏の活動を陰ながら応援し、人々の記憶に長く残るモニュメンタル的な足跡を刻んでいってほしいと願うばかりです。

プロモ・アルテ
ラテンアメリカンアートギャラリー
代表 古澤久美子



グスタヴォ・ヴェレス その他作品





"Vigor" "活力"
2009
Pi's white marble Pi

"Enlace"
"結合"
1m x12cm x12.5cm
Pi's white marble Pi

"Farao´nica"
"フェラオニコ"
bronze
 34cmx8cmx5cm
2006

"Emergiendo"
"創発的出現"
Steel

2009


"Transfondo"
"透明性"
55cmx30.5cmx3cm
Acquabianca's White Marble
2004
"Creciente"
"成長"
57.5cmx12cmx11cm
bronze
2003
De la serie cubismo - "Cubico"
キュビスモ シリーズ"立方体"
21cmx21cmx13.5cm
Carrara’s White Marble
2005

"Monumental"
"モヌメント"
18cmx50cmx24cm
bronze
2008




経歴

1975 コロンビア・メデリンに生まれる。
1993-1995 芸術学院、デッサン科(メデリン/コロンビア)
1994-1995 エラディオ・ヴェレスアートスクール(イタグイ/コロンビア)
1995 イタリー・フロレンチア・サン・マルコス・アカデミーで彫刻を学ぶ
1996 イタリー・フロレンチア・ロレンゾ・デ・メディチ学校で彫刻を学ぶ
1996 ロレンッソ・ディ・メディチアートスクール彫刻科、歴史科(フィ
レンツェ/イタリア)
1997 ピエトラサンタワークショップ(ピエトラサンタ/イタリア)


主な個展歴

2009 RHITM 展、ポンティフィシア・ボリヴァリアナ大学展示ホール(メ
デリン/コロンビア)
グスタヴォ・ヴェレス秋2009 展、
プロモ・アルテ・ラテンアメリカンアート・ギャラリー(東京/日本)
2008 ゲンカンギャラリー(東京/日本)
2007 ギャラリーワン(いわき/日本)
2005 プロモ・アルテ・ラテンアメリカンアート・ギャラリー(東京/日本)
2003 メデリン県庁ホール(メデリン/コロンビア)

2002 オラジャ・エレラ空港(メデリン/コロンビア)
2001 ポンティフィシア・ボリヴァリアナ大学展示ホール(メデリン/コロ
ンビア)
1999 アンティオキア・フレドニア野外展(コロンビア)
メデリン・アブラ・スル商工会議所(コロンビア)

主なグループ展歴

2009 ソールJ.K.彫刻展2009(ソール/韓国)
上海国際アートフェアー、ルイスモレノ国際アート社出展(上海/中
国)
CANART 現代アート展(上海/中国)
2008 ピエトラサンタでの出会い展パート3、シエイル・ギャラリー(宇
都宮/日本)
ピエトラサンタでの出会い展パート4、ムンド・ギャラリー(ボゴ
タ/コロンビア)
ピエトラサンタでの出会い展パート4、サバネタ文化センター(ア
ンティオキア/コロンビア)
ボゴタ国際アートフェアーARBO'08(ボゴタ/コロンビア)
コロンビアX 日本現代アートTODAY 展、プロモ・アルテ・ラテン
アメリカンアート・ギャラリー(東京/日本)
コロンビアX 日本現代アートTODAY 展、アイ・ギャラリー(いわ
き/日本)
日本ーコロンビア展マイアミ国際アートフェアー2008、QUIROZ
108 ギャラリー+ルイスモレノ国際アート社共同出展(マイアミ/ア
メリカ)
2007 「ピエトラサンタでの出会い展パート2」デュケ・アランゴ・ギャラ
リー(メデリン/コロンビア)

ピエトラサンタでの出会い展パート2、トリマ州立美術館(トリマ/
コロンビア)
2006 「ピエトラサンタでの出会い展」プロモ・アルテ・ラテンアメリカン
アート・ギャラリー(東京/日本)

神奈川市民ギャラリー(横浜/日本)
汐留アートエクストラヴァガンツァ(東京/日本)

2003

メデリン県庁ホール(メデリン/コロンビア)
エル・カスティジョ美術館(メデリン/コロンビア)

2002

メデリン県庁ホール(メデリン/コロンビア)
2001 文化パレス(メデリン/コロンビア)
JP ファインアート展(マイアミ/アメリカ)
ニューヨーク国際アート展(ニューヨーク/アメリカ)
1997 ワークショップ展(ピエトラサンタ/イタリア)
1996 ロレンツォ・ディ・メディチ・アート・スクール(フィレンツェ/イ
タリア)


グスタヴォ・ヴェレスについて


コーヒー豆やエメラルド石の輸出で世界的に知られる南米のコロンビア共和国は、またラテンアメリカでも重要な美術情報の発信基地であり、国際的に購読者を抱える美術誌を幾つも発行している国でもある。そんな美術環境にあるコロンビアの現代美術といえば何といっても巨匠フェルナンド・ボテロの知名度が高いが、その後の世代でもラテンアメリカとヨーロッパ間を往復しつつ知名度を上げている美術作家は数多くいる。1975年生まれのグスタボ・べレスもその一人だ。
ボテロと同じくメデジン市生まれで地元の美術学校では彫刻を専攻し、修了後はイタリアのフイレンツエやピエトラ・サンタでさらに大理石とブロンズ技術を徹底的に磨き、良い意味での職人気質を発展させた。最近は彫刻といっても<空間>とか<インスタレーション>といった表現手法を展開する作家も多いが、重量感ある伝統的な素材にこだわるべレスは彫刻の正道を貫いている。
私たちの身体性は重力に規定されている。そして私たちにはこの重力の制約から自由になり大空高く飛び回りたいという願望がある。重力の影響を受けているのは物質も同様だ。だが地球の物質もまた天に向かって翔びたいという潜在的願望を持っているとしたら?
べレスの作品はモビールではない。だが地面にしっかりと根を下ろした植物が茎や葉をくねらせながら垂直に天に向かって伸び、やがて花がはじけて胞子を高く遠くにはじきとばす植物の形象を与えることで、そんな「翔びたい」というモノの願いをかなえてあげるもののように思える。薄く、軽く、優雅な曲線をくねらせながら、今まさに飛び立とうとする彫刻。べレスの作品はまた彫刻の本質でもある三次元性へのこだわりを見せている。どの角度から見ても視覚的に破綻のないフォルムと連続する線の動きは、また光の当たり具合で陰にも陽にも変化し、観客に無限の視る快楽を提供する。べレスの作品は日本では初公開ということだが、コロンビア現代美術の底力を感じるものでもあり、一人でも多くの人に見てもらいたい。
                                 
                          加藤 薫 
           (ラテンアメリカ美術研究者・神奈川大學教授)





 

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