プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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Japanese contemporary artist
Hiraku Sato
佐藤 啓幽
Born in Japan, 1960


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佐藤 啓幽 の作品リスト
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hiraku hiraku hiraku hiraku
"甲骨林(1/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013

"甲骨林(2/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013

"甲骨林(3/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013

"甲骨林(4/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013
       
hiraku hiraku hiraku hiraku
"甲骨林(5/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013
"甲骨林(6/6)"
中国紙(紅星碑)、墨,130×65cm, 2013
"壺"
銀箔、墨, 93×93cm, 2008
"心"
銀箔、墨, 93×93cm, 2008
SOLD
       
Hiraku hiraku hiraku hiraku
"饗"
銀箔、墨, 93×93cm, 2008
"存在"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
SOLD
"抗"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"慈悲"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
       
hiraku hiraku hiraku hiraku
"貪"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"愚"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"瞋"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"断"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013

 
hiraku hiraku hiraku hiraku
"青雲 "
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
SOLD
"妙"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"柵"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
"行"
中国紙(紅星碑)、墨, 65×65cm, 2013
 
hiraku hiraku    
"気魄 "
中国紙(紅星碑)、墨, 130×30cm, 2013
"雨ニモマケズ"
中国紙(紅星碑)、墨, 130×30cm, 2013
   


Profile


佐藤 啓幽(さとう・ひらく)
1960年 宮城県仙台市生まれ。

2002 1月 3月亀甲会入会、主宰・加藤光峰に師事
2003 1月 啓幽会設立
3月 映画「座頭市」(北野武監督作品)に作品提供軸「戒」
2005 3月 愛・地球博 日本館 展示映像に作品提供
6月 亀甲会退会・その後、独立

個展

2005 「カンジの臍」 Promo-Arte Project Gallery
2006 "a bone" ガレリア・アーツ、Promo-Arte Gallery
2007 "The mind of Kanji" Promo-Arte Project Gallery
2009 「墨曲〜やわらかい直線〜」ガレリア・アーツ、Promo-Arte Gallery
2013 「風天書覧」Promo-Arte Gallery
2014 「風天書覧、突破ァ、」Promo-Arte Gallery

主なグループ展

2003 第34回亀甲展(上野の森美術館)
創作「五行相克・火、水、木、金、土、日、月、神」臨書「王義氏・蘭亭之序」
2004 第35回亀甲展(上野の森美術館)創作「日々絶筆」(特別賞)臨書「甲骨文字」
2005 第36回亀甲展(上野の森美術館)創作「雷」臨書「朝侯小子残碑・徳倹而度」
2006

「青山 雷おやじの茶会展」GALERIA-Aoyama Ave
カンジの「風貌」展 プロモ・アルテプロジェクトギャラリー
「東京アートコレクション」出品
/東京ビックサイト
「風の呼吸展」GALERIA-Arts

2007 カンジの「風貌」展 Promo-Arte Gallery
2008 "PROMO-ARTE BOOTH in ARTBO-2008" ボゴタ、コロンビア
コロンビア×日本 「現代アートToday展」Promo-Arte Gallery
2009 "Japan Contemporary Art Today" Galeria Los Oficios、ハバナ,キューバ
2011 東日本大震災復興支援 展覧会「注文の少ない?作家展」Promo-Arte Gallery
東日本大震災復興支援 展覧会「注文の少ない?作家展2」Promo-Arte Gallery
2012

東日本大震災復興支援 展覧会「注文の少ない?作家展3」Promo-Arte Gallery
TODAY展 PART 2""Behind the Gold -黄金の影-"Promo-Arte Gallery
プロモ・アルテ企画 " Behind the Gold 黄金の陰展" Promo-Arte Gallery

2013 空間モダンアート展  Promo-Arte Gallery
2014 ラテンアメリカンアート ・コレクション展 Promo-Arte Gallery
第13 回ラテンアメリカン& カリビアン現代アートTODAY 展 Promo-Arte Gallery
「無と間展 Promo-Arte Gallery
2015 プロモ・アルテギャラリーコレクション展 2015Promo-Arte Gallery
2016 風天書覧、「これでいいのだ」佐藤啓幽 個展Promo-Arte Gallery
「カリブ現代アート展」プロモ・アルテギャラリー(東京)





「風の呼吸」展

 今年の夏、ちょっと不思議な体験をした。と、こう書くと何かオカルトめいたことにでも遭遇したかのように聞こえるが、そうではない。
 「不思議」のひとつ目は、まず音である。作品が展示されているギャラリーに辿りつく以前に、そのなんともたとえようのない不思議な音を耳にしたのであ る。それは、お洒落な美容室やブティックが立ち並ぶファッショナブルな街には不釣り合いな、原初的で無気味さをはらんだ音である。何も知らない通りすがり の人たちは、どこからともなく聞こえてくるこの音をどのように感じていたのだろうか。気になるところだ。展覧会の会期中、一度もギャラリーの前を通り過ぎ ずに、音だけを聞いていぶかしく思っていた人もいただろう。だが、それもあり。それがまたおもしろいのだ。「音」は、なんの前触れもなく、人々の前を通り 過ぎてゆくのだから。風と同じように。
 「不思議」のふたつ目は、実際に作品を目の当たりにしたときの、空間全体に渦巻くように流れる「気」のエネルギーだ。「気」「空気」「風」といった、目 に見えないものが見えた瞬間の驚きとでも言おうか。音の正体は、空間の前面に並べられた扇風機(「扇笛機」)であった。その奥には、中国の古代文字をもと にした「回」と「環」の書が、ひしめき合うように天井から凧のように吊るされている。三方が壁で囲まれた箱のような空間の中で、文字たちがうごめいてい る。閉じ込められた「風」は、行き場を失い、音とともに箱の中を右往左往する。こんな光景を見るのは初めてだ。そのうち、雛壇のように並んだ文字たちが、 仏像のように見えてきたのだ。一方の壁には、「龍」を舞う映像も映し出されている。ここはいったいどこ?
 作品を前にして佇んでいるうちに、ある映画が思い浮かんだ。オランダの監督ヨリス・イヴェンスの『風の物語』(1988)だ。90歳を迎えようとする監 督は、目に見えない「風」を撮るために中国のゴビ砂漠へと向かう。彼は砂漠に吹く風をとらえるために、ひたすら待ち続ける。ドキュメンタリーともファンタ ジーとも異なる、これもまた不思議な映画である。イヴェンスはそれ以前にも「風」をテーマにしたドキュメンタリー映画に取り組んでいる。プロヴァンス地方 を襲う台風ミストラルを撮った『ミストラルへ向かって』である。その制作リストは詩のかたちをとっている。
風は動く/風は眠っている(遠く山の背後で)/風は目覚める/風は人々を眠りから起こす。そして獣を、自然を/風は人々を変える。そして獣を、自然を/… 中略…/風は君をからかう/風は遊ぶ
 後日、この詩を読みながら、夏の日に遭遇した、あの不思議な光景を思い出していた。

池上ちかこ
 


 

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