プロモ・アルテ ギャラリー GALERIA 2F, 5-51-3,Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526 E-mail:info@promo-arte.com
Amadeo Castro solo exhibition アマデオ・カストロ展 主催:PROMO-ARTE Latin American Art Gallery-Art lobby 後援:ボリヴィア共和国大使館 2006.04.06〜04.25 12:00〜19:00 (日曜・月曜休み Closed on Sundays・Mondays)
■ 作品の購入をご希望の方は電話またはe-mailで 東京都渋谷区神宮前5-51-3 ガレリア2F プロモ・アルテ tel.:03-3400-1995 e-mail: info@promo-arte.com
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"Panprama desde el Rio",2005 oil on canvas120x150cm "Tarde de Otoño",2004 oil on canvas 120x150cm 販売中 "Mujer boliviana",2005 oil on canvas 120x140cm "Pueblo Viejo" 2005 oil on canvas 120x150cm 販売中
ポルターレス展示会場で開催された展覧会を機にこのコメントを書いた。 それはアマデオ・カストロのただ一つの絵、彼の肖像画、についてである。 肖像画は、 赤、緑、黄、灰色、黒褐色など、マチス風の豊かな色彩の“野獣派”の絵画で、それらの色調は確実に選りすぐられ、確固としてかつ確実な並置により、色は他の色と織り交ざり、それぞれが輝き、語りかけ、ある調和を生み出している。最後の仕上げがされたなどと言うよりはまさに完璧に研磨された宝石のような一人の人間の顔が見えてくる、と書いている。 色はそれ自身では何も語れない(抽象画家はそうは考えない)、カンヴァスの上で編み上げてゆかれなければ。 そしてこの場合も喜ばしいことにおろそかにはされていなかった; だから肖像画の容貌には表情があり生きいきしている。要するに、この絵は印象派の素晴らしい絵であり、近づきやすいのだ、と語り続けていた。 そして今、あの忘れがたい肖像画の6年後、ヒルダロ・アンテサナに展示されているこの画家の絵の前で付け加えたい。アマデオ・カストロは、同じ”見解“で、印象派の肉感的な視線で、素晴らしく上手に表現された絵を描き続けている。だから作品は画家であろうがなかろうが簡単に”認知“できるのだ。ヴァン・ゴッホは「私は色で描く」と言っていた。絵に優位性を与えるこの絵画的真実は、昔もそうであった様に現在の画家アマデオ・カストロにより適えられているかのようだ。それぞれの色が描かれている。それぞれの色は色自身が一つの形である。それはまるで一つの形を作り上げるジグソーパズルの一片のようである。 その一例として、文字通り、黄褐色、黒褐色、陰と栗色で年老いたインディオを描いた、作品 ”Achachicala(アチャチカラ)” を鑑賞すべきだ。何故かと言うと、“野獣派”の野性的な色調は今、明暗強調表現派に場所を譲ったのだ。その表現で唯一そのなかで光が真実見えてくる。しかし、これらの色を維持、構成するためのあたかも枠組みのような素描は絵に魔法をかけている。老人は、すっかり見放され孤独感と沈黙に覆われながら絵の中から我々を見つめている、そして、それにもかかわらず”何も欲しくはない“と語りかけているようだ。苦情も不平も抗議も伴わない彼の静かな悲しみは我々に乗り移る。それは彼の人生の要約であり、なんのためでもない長い道のりの終わりを表している。 ただこの絵だけが詩人に詩歌や明暗強調派の画家達に黄土色の言葉、そう、言葉は色をもっている、栗色の言葉、暗い言葉で着想を与えることができる。 アマデオ・カストロのような素晴らしい画家は、素晴らしい詩人が言葉で絵を描くように、色彩で詩を作る。 元来の言葉は一つの色彩であり、元来の言葉、詩的な言葉なのだ。 マリアーノ モラーレス ダビラ(医師、美術評論家)