プロモ・アルテ ギャラリー
GALERIA 2F, 5-51-3, Jjingumae,Shibuya-ku,Tokyo,150-0001 phone:03-3400-1995 fax:03-3400-9526

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MINERALIDAD ABSOLUTA 絶対的無機質 展
-メキシコ・ハラパより3人展-


会期:2016年5月5日(木)〜17日(火)
オープニングレセプション:5月6日(金)
会場:プロモ・アルテギャラリー2F全展示場
時間:11:00〜19:00 (最終日のみ17時終了)/月曜休廊
企画:プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー
後援:在日メキシコ大使館
協力:ベラクルス州立大学




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東京都渋谷区神宮前5-51-3 ガレリア2F
プロモ・アルテ

tel.:03-3400-1995
e-mail: info@promo-arte.com

プロモ・アルテは、メキシコ人作家マヌエル・ベラスケスの作品を2000年の個展を皮切りに数多く紹介して参りましたが、この度、メキシコに在住し、ベラクルス州立大学で講師を務める作家矢作隆一と、新進気鋭のヴィジュアルアート作家であるアベル・サヴァラの2人を加えての3人展を開催する運びとなりました。
今展のタイトル「絶対的無機質」は、メキシコの現代アートシーンで今最も注目される理論家・評論家のホセ・ルイス・ブレアの芸術理論から引用したとのことです。本来、作品とは人間が作った有機物であり、生物に由来しない空気や水や金属を用いない作品というものはないのかもしれませんが、敢えて「絶対的無機質」と作家たちが位置づける概念は、今展の展示作品を観れば頷けるでしょう。
メキシコ・ハラパのエッセンスが感じ取れる面白い空間となっています。
                                                      プロモ・アルテ ギャラリー

 

物質、ムーブメント、宇宙と混沌
  

マヌエル・ベラスケス: サウンド・オブ・シングス / 矢作隆一: カオスを超えたもの / アベル・サヴァラ: 着生植物
我々は、自分を作る物質的な意味でのこの体から逃れることはできない。「私の体」と言うとき、自分自身の体を指す。体は動く。我々は物質であり、またそれ以外の何かかもしれない。動くなにか。物理学者はそう言う。体は他のものに還元できないのだろうか? 別の言い方をすれば、芸術作品は物質のみにしか、それ以上侵されることのない完全な無機質にしか、命を吹き込む(圧縮する)ことはできないのだろうか?または、もし芸術や人生が動くものであるならば、宇宙観やカオス、秩序、無秩序といった観念に従ったであろう。スタンダードな言い方をすれば、ルール、概念、扱い、姿勢に、またはそれとは逆に乱雑、アナーキー、無秩序、混乱に従うであろう。
 
「三つ巴」と呼んでもよいだろうか。「サウンド・オブ・シングス」「超カオス」「着生植物」、それぞれマヌエル・ベラスケス、矢作隆一、アベル・サヴァラによる3つの展覧会がひとつとなり、同じ街に住む著名なアーティストが異なる考え方で行動、思考し、その相違点によって結ばれた、あるいは類似点によって切り離された展覧会である。ものの音としての生き物(サウンド・オブ・シングスでベラスケスが見せるデザインと色彩)、他の植物に付着してその支えを受けながら生育する着生植物として生きる生き物(サヴァラによる着生植物の陶芸)、車と呼ばれる非常に速く動く乗り物を操縦し、いとも簡単に購入できるがために生まれた、あらゆる都市に存在する交通カオスという生き物(矢作が見せる超カオスでのインスタレーション)がテーマである。

色彩やデザイン(規範的なものであれ本質的なものであれ)、陶芸、木材、インスタレーションは、状況や分析、推測を前面に出したとき、思考にとっての引用、共鳴、食糧となる。ただし、作品の調和や作品とタイトルとの関係性、そして万人にとって同じ物はない偏見に満ちたこの世界で、どのように秩序を保ったり乱すのかについて考察したあとの話である。
                                   
                                                  オマル・ガスカ 2016年メキシコにて





 

会場風景



会場風景

会場風景



会場風景

会場風景



会場風景

会場風景



会場風景

会場風景



会場風景


レセプション風景




レセプション風景
左から、矢作隆一, アベル・サヴァラ, マヌエル・ベラスケス




Manuel Velazquez
マヌエル・ヴェラスケス (メキシコ)


1968年6月26日、チアパス州トゥクストラ グティエレスに生まれる。チアパス州立造形美術学校で絵画とデッサンを学び、ベラクルス州立大学にて造形美術学士号を取得。その後イベロアメリカ大学にてビジュアルアートの修士号を取得。数多くの個展、グループ展をメキシコ、ベルギー、カナダ、アメリカ、オーストラリア、セルビア、日本、スロバキア、イタリア、オランダ、グアテマラ、キューバ、アルゼンチン、パラグアイ、チリで開催。チアパス州立造形美術学校の校長、ベラクルス州文化庁所属のハラパ彫刻庭園初代館長を歴任。現在はベラクルス州立大学造形美術学部教授。ベラクルス州ハラパ市にて制作活動をしている。



Abel Zavala
アベル・サヴァラ (メキシコ)


ベラクルス州ハラパ生まれの造形作家及び陶芸家。ベラクルス州立大学にて造形美術学士号を取得。絵画、陶芸、動物の毛を用いた刺繍など複数の技術を用い、ミニマルアートに基づいたシリーズを作り続けている。使用済みの素材を自分流に使いこなすのが特徴。彼の作品には完成度の高いクオリティと、最後まで首尾一貫して細部にこだわる執着心に対する、深くて変わらぬ興味がみてとれ、不思議と観る者は細心の注意を払いながら作品を鑑賞することになるだろう。これまでメキシコ、カナダ、ベルギー、イギリス、アメリカ、日本において作品を発表している。



Ryuichi Yahagi
矢作 隆一(メキシコ)


1967年川崎市に生まれる。1986年、大阪あべの辻調理専門学校に入学。卒業後、金沢美術工芸大学美術学科彫刻専攻に入学。1995年、メキシコへの移住を決心。これよりベラクルス州ハラパ市に居住。主に日本とメキシコにて個展、グループ展やワークショップ、講演等を行っている。2013年にメキシコ国立自治大学芸術学部サンカルロス美術大学院都市芸術学科にて修士号を取得。現在はベラクルス州立大学造形美術研究所に所属、兼同大学講師。制作発表の他に両国の文化交流の企画、コーディネートも手がけている。美術家を志す以前に調理師として働いていた経歴も持ち、食をテーマとした作品やワークショップ等も行っている。

 

 

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